寝たきりの辛さ [胃がん>終末医療]
久々の散歩
タンポポ(多分、日本タンポポ)
ほぼ、首だけ~って感じだけど、鮮やかな黄色に目を奪われました♪
トウダイグサ
花じゃないけど、この鮮やかな黄緑色が好き♪
ツグミ
近づいてもなかなか逃げないでくれたので、パシャッ。
先週から父の熱も落ち着いた。
感染症も考えられたので、抗生物質の注射も行われたが、もうひとつは腫瘍熱というものもあるらしかった。
一週間の寝たきりはやっぱり、体力をなくしていたところへの追い討ちだったようで、今でもほぼ寝たきり。
ただ、今までのように立ってトイレに行くなどは出来ないが、ベットに起き上がるなどは出来るので、今のところ床ずれはない。
なってしまう要素は大きく3つ、不衛生、栄養不足、血流の妨げ。
そして、床ずれというのは、出来るときは本当に一日で出来てしまうものらしい。また、一度出来てしまうと直すのは、難しく、ひどくなっていくと骨まで見えてしまうということで、本当に怖い。
気をつけてあげないと。
寝たきり介護の一番の負担は下の介助。
父の場合は、ほぼ食べないのでお小水が9割以上。
お小水は今のところ、2,3時間に一度の割合で出るので、私たちは、夜中3時に交代で介助。
最初の週に比べて、大分慣れてきた。
あとは、食べなくても腸を動かして、ガスや腸液などのほか、父の場合は胃の腫瘍部からの出血したものが、便として出てくる。
これは、家族も大変だが、当の本人が精神的にもっとも辛いものじゃないだろうか。
自分の陰部を見せるだけでなく、汚物をトイレではない場所に出すこと、それを処理してもらう家族への負担、恥ずかしさ。これだけではない、精神的な辛さがほかにもあると思う。
だから、便を出さないというわけにはいかない。
モルヒネの量を増やせなくなるから。
今の私としては、体の辛さより、心の辛さのほうが落ち着いてほしいと思う。
もちろん、それぞれ痛みがあるから、精神的なゆとりが減ることもあるので、結局は両方なのだけど。
少なくとも、自分でトイレに行けるようになれるといいんだけど。
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