2011-04-07 [胃がん>終末医療]
土曜日にエアマットに変えてから、床ずれは治った感じ。
もともと、ごくごく初期段階な擦りキズっぽいのと、鼻骨に近い背骨に沿ってすこし赤みがあった程度だったけど。
けど、エアマットは人によって好き嫌いがあるそうで、父は嫌いなご様子。
完全な寝たきりというわけではなく、背中を起こしたりはする父には、安定感のないエアマットは不都合のよう。
空気の入れ具合を硬めにしたりして、今は我慢してもらってるけど、「お前もこれ(エアマット)に賛成なの?」と遠回し気味に嫌いなんですけどとご意見をたまわった。
けど、床ずれが悪化したりして入れなおしとなると、それはそれでひと騒動。
なので、ちょっと他のこともあったので、しばらく様子見。
別の騒動といえば、一昨日にモルヒネを刺している胸の針から液がこぼれていて、痛み止めが効かずに夜中の12時頃に先生を呼んだ。
モルヒネの針は胸とか腕でもいいらしいのだけど、皮膚の下あたりに刺して毛細血管からとりこむ方法が一般的なのかな。
けれどこれだと、動いていたりしていて針が折れたり、炎症をおこしてなのか皮膚が硬くなったりして針の隙間から洩れてしまったりすることもある。
父の場合、何度か上記のようなこともあり、今回は立ち上がることもなさそうなので輸液(IVH)と同じ中心静脈カテーテルから取り込むことになった。
※いままでこうしなかった理由は、Rescue(モルヒネの追加投与)にタイムラグが発生するため。
そんな騒動の翌日、モルヒネがよく効いて寝ているのかと思ったら、38度の熱。
腫瘍からの熱だろうと言うのは、以前の経験から想像できたので、クーリング(動脈などが通る脇などをアイスノンなどで冷やす)、水枕、解熱作用のあるボルタレンで対応。
暫くして、血圧を測ってびっくり。
さっきは上が100前後あった血圧が、上が80に。
以前、血圧の上下が50を切るのはあまり良くないと聞いていたし、血圧が急に下がる時は何かあるかもしれないと聞いていたので急いで看護婦さんに連絡。
そうしたら、ボルタレンには解熱作用もあるけど、血圧も多少下げてしまう作用もあるとのこと。
夜に計りなおしたら、90代に戻ってきたので少し安心。
でも、以前の時はそんなことはなかったので、少し予感。
翌日の今日、先生がいらして看護師さんから前日の事を聞いていたようで、色々と調べてくれ、解熱剤もボルタレンではないものを処方してくれた。
先生は容態が変わりつつあるようなので、一週間後ではなく月曜日に来てくれることになった。
今も熱はあるけど、落ち着いている。
受け止めていたと思っていたけど、いざとなると、やっぱり動揺してた。
孫の顔、やっぱり見てもらいたい。
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